MBA振り返り-1(概要)

MBA

こんにちは!
皆さんは東南アジア、それもマレーシアでのMBAというとどんなイメージが浮かびますか?ジャングルの中に青空教室があるようなイメージでしょうか??
そんな期待とは裏腹に、都心のオフィスビルのワンフロアでの授業でした笑

今回は私の通っているマレーシア大学院MBAコースのカリキュラムやコース内容について、シェアしたいと思います。受験を考えていて、詳細が気になる方はお問い合わせより、お気軽にご連絡下さい。

マレーシアのMBAって、どんなスケジュールでどんなコース内容なの?

①.スケジュール・・1年間のイギリス式コース

私の学校はイギリス大学の分校なので、1年間のコースでした。
授業は、基本的に、平日夜間(3時間)+週末(8時間)で計8日間の集中ブロックとなっています。
選択科目をイギリス本校で取ることもできて、その場合は平日日中(8時間)×5日間です。
実際のスケジュールはこんな感じでした。

                              *は必修、他は選択科目
[1学期]
9/21 Induction day (入学式)
9/23-9/30 Accounting & Finance (会計学と資金調達)*
10/7 教授によるキャンパス案内&ランチ
10/8-14,17 Leadership, People & Organisational Capability (リーダーシップと組織論)*
10/22-29 Business Economics (ビジネス経済学)*
11/6-12,14 Strategic Management (戦略的経営)*
11/20-26,28 Marketing (BtoC マーケティング)*
12月-1月 試験・レポート・休暇

[2学期]
2/4-10,12 Entrepreneurship & Creativity (起業家精神と創造性)*
2/26-28,3/3-5 Research Methodology (研究方法論)*
3/19-24,26-27 Strategic Marketing & Relations (BtoB マーケティング)
3/28, 4/3-8 Operations Management (オペレーションマネジメント)*
4/10-17 Sustainable Decisions & Organizations (持続可能な企業運営)*
4/22-30 Corporate Finance (企業の資金調達)
5月 レポート

[3学期]
6/16-20 Games & Strategies for Business @イギリス (ゲーム理論と戦略)
6/25 Management Project(卒論)キックオフMTG with 教授 *
7/11-13,19-20 Business Intelligence in the Digital Economy (デジタル経済)
8月 レポート・Management Project(卒論)
9/11 Management Project(卒論)〆切 *


御覧の通り、授業は短期集中型です。マレーシア校では、働きながら通い、3~4年かけて卒業するパートタイムの方が9割を占めているため、それに合わせたスケジュールが組まれるためです。
また、最終日にプレゼン発表があるクラスが多いですが、当然このタイトスケジュールでは準備が間に合わず、まじめな人が多いチームほど喧嘩が勃発してストレスフルでした・・笑。
夜中まで教室に残り、グループで議論をしたり、授業のない日に終日集まって、プレゼンの準備することもありました。

②カリキュラム・・グループワークと自習が多め


カリキュラムとしては、
1科目=33時間の授業+67時間の自習(予習・グループや個人課題)で、構成されています。
卒業に必須の単位は、12科目+Management Project(卒論、20,000words)です。

一般に想像するMBAより、授業時間が少なく感じられないでしょうか?
そうなんです。実際には、孤独にレポートや卒業研究を進める時間が圧倒的に長いです。
ライターになったかと錯覚するくらい、文字を書いていました笑。

基本的に、各科目に対して、グループプレゼン+個人レポート(3-4,000words) が課されました。会計学や経済学等、科目によっては、プレゼンがなく、個人レポートを2~3本や、オンライン試験が課される場合もあります。

どんな学生が多いの?クラスの構成人数は?課外活動や交流はあるの??

③クラスの構成・・ローカル&パートタイム学生多め


エスニシティ
約7~8割が中華系マレーシア人。これはマレーシアがプミプトラ政策を取っており、国立大学にマレー系が優先されるため、私の通う私立大学では中華系の方が多かったとのこと。
残り約2割は、マレー系orインド系マレーシア人、フィンランド人、スロヴァキア人、台湾人、サウジ人、ドイツ人、シンガポール人、ベトナム人等等。日本人は例年1-2名とのこと。

フルタイム/パートタイム
企業で働きながらパートタイムで通い、3~4年かけて卒業する方が9割。マレーシアの就業環境や、家族と仕事の両立等、リアルな話が聞けました。JTや西武、みずほ銀行等、日系企業で働く人も多数。職業も医者、弁護士、起業家からエンジニア、データアナリスト、会計士まで幅広い。
一方で、フルタイムの学生で1年で卒業する人は、私ともう1人しかいませんでした。

雰囲気
一概には言えないが、大多数は程よくまじめ、勉強熱心、パワフル。グループワークにかける熱量は高く、深夜まで議論が続くこともある。と同時におしゃべりも止まらない。
この背景には、マレーシアでは就職や転職の際に、大企業だと成績証明書(GPA)まで出す必要があることが関係している様子です。とにかく真剣に良い成績を狙いにいっていました。

一方で、学業だけではなく、初対面でも家族とのディナーに誘ってくれる人もいました。イギリスで授業を一緒に受けるとなれば、2週間のロードトリップ仲間に誘われたりフレンドリー。シャイな人もいるが、マジョリティは来るもの拒まずというオープンな感じ。

各科目の受講人数(クラス規模)
マレーシアでは学生数の減少が続き、必修科目で15~20名。選択科目は5名~10名前後。
少人数で発言も気軽にできて、インタラクティブ(双方向)の授業が受けられました。


以上はマレーシア校の様子ですが、イギリス本校で授業を受けた際には、クラス全員がインド人で驚きました。イギリスローカルにはMBAの人気がないとか・・。

④その他・・課外活動やネットワーキング、キャリアサポートなど

課外活動やネットワーキングの機会は公式ではかなり少ないです
というのも、学生向けのイベントは不便な場所にある本キャンパスで開かれており、MBAの学生の通うKL中心地にあるサテライト教室からは遠く参加しづらいためです。
MBA学生向けのイベントはほぼなく、学部生向けのキャリアイベントやサークル活動等が多い印象です。唯一予定されていた「ドバイへのスタディツアー」も、費用の高さ等から学生が集まらず、2年連続でキャンセルとなりました。

クラスの合間に雑談をする浅い関係の友達はできるものの、たまに授業後に皆で飲みに行くくらいでした。皆、仕事と家族とMBAの両立で忙しいので、プライベートで出かけようというところまで繋がらないというのは悩みでした(1年で4~5回)。それでも、イギリス滞在中に毎晩仲間たちとパブに飲みに行ったのは本当に良い思い出ですし、個人的に仲良くなった数少ない友達と今でもご飯に行ったりはしています。

切磋琢磨するコミュニティに入りたくて、MBAを始めた私としては、少し悲しかったですが、当然、自分のかかわり方次第で変わってくる部分もあるので、卒業した後も積極的に関係をつないでいきたいと思います。

以上、この記事では、MBAプログラムの概観について、シェアしました。
次回以降は、それぞれの科目内容のまとめと、入学準備について、まとめていきたいと思います。

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